ダイニチファンヒーター【エラーコードE-03・E-13修理】

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こんにちはキジトラです。

今回は、我が家で大活躍のダイニチファンヒーターの修理をしてみました。ファンヒーターは長年使うと色々とエラーメッセージが表示されるようになります。E-03E-13のエラーメッセージは比較的出やすいエラーメッセージです。

E-03E-13のエラーメッセージは点火プラグに酸化したシリコンが付着し点火不良を起こしたり、気化器のニードルにカーボンが付着して燃料が上手く循環しなくなると表示されます。今回はこの2ヶ所の汚れを掃除して修理してみました。

※ファンヒーターの分解は、火災の原因になる事もあり大変危険です。真似をされる方は、自己責任でお願いします。

分解

前面パネル

先ずは前面パネルを外します。

下部の左右のビスを2ヶ所外します。

下から上に持ち上げると外せます。

燃焼板

燃焼板の中に点火プラグがあるので燃焼板を外します。

矢印の爪を折り曲げます。

バーナー

丸印のビスを2ヶ所外します。

点火プラグを掃除しやすくする為にバーナーを外します。

2ヶ所のビスを外します。

バーナーを外します。

点火プラグ(フレームロッド)の掃除

点火プラグの掃除をします。
点火プラグはリューターや紙ヤスリなどで磨きますが、ロッド部分を曲げないように注意します。

点火プラグを磨く為丸印のビスを仮止めします。

点火プラグをリューターで磨きます。

点火プラグは思ったほど汚れて無かったので今回の原因はここではなさそうです。バーナーを取り付けて次にいきます。

ニードルの掃除

配線

ニードル部分を外す為には配線のコネクタプラグを3ヶ所外しユニットを取り出します。

コネクタプラグはこの3本です。

左のユニットから出ている配線を辿るとわかります。

給油管

2ヶ所の給油管を10mmのスパナで外します。

矢印の給油管を外します。

10mmのスパナで外せます。

ユニット

手前の2ヶ所のビスを外すと、後は爪で引っ掛かっているだけなのでグラグラと揺すると外れます。この時配線に注意して外します。

2ヶ所のビスを外します。

配線に気を付けて外します。

ユニットを分解します。

ここのビスを外します。

ユニットには2枚のブレードが付いているので向きを覚えておきます。

1枚目

2枚目

後は、横にスライドさせると外せます。

矢印のキャップを外します。ゴムではまっているだけなので引っ張ると外せます。

中にはスプリングが2本入っているので向きを覚えておきます。

スプリングを取ると中に筒状の物が入っています。

ラジオペンチで引き剝くと筒状の先にニードルが付いています。

ニードルにカーボンがかなり付着しています!これが今回の原因のようです。

ニードル磨き

400番の紙やすりで磨きました。

先端に注意して磨きます。

こんな感じになりました。

パーツクリーナーで中を洗浄します。
中に小さな穴が開いているので詰まってないか良く確認します。エアーブローがあるとです。

ショップタオルや綿棒で掃除しました。

組み立て

後はスプリングやブレードの向き間違えないように組み立てて行きます。写真や動画を撮っておくといいと思います。またビスはダンボールに順番に貼り付けておくとわかり易いですよ。

順番にダンボールに貼っておく。

動画や写真を撮っておくと間違えない。

これでまた、活躍してくれそうです。👍👍👍

ご覧いただき有難うございました。

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