こんにちはキジトラです。
今回はアメリカンフェンスを単管パイプを使って設置しました。
アメリカンフェンスはコメリのネット注文で購入しました。店舗受け取りにしたので送料は無料です。その他単管パイプやセメントはコメリとカインズホームで買いました。
今回、単管パイプの支柱は5本立てますが5か所とも設置状況が違うので5通りの方法で設置してみました。自己流のやり方なので保証は出来ませんがDIYのヒントになれば幸いです。

表側のフェンス
支柱立て
1本目支柱

1本目の支柱はコンクリートに単管ベースをアンカーで固定して、単管パイプを立てます。
※アメリカンフェンス専用の単管ベースは2500円位しますが、このやり方で施工すればコスパ最高です。

コンクリートが水平では無いので、このままでは垂直に立ちません。そこでグラインダーでコンクリートを削ります。

コンクリートカッターの刃を付けて水平に削ります。この時に単管パイプとベースには遊びがあるので、だいたい水平で大丈夫です。

深さを確認してコンクリートドリルに印を付けます。

コンクリートドリルでアンカーボルトの穴を4ヶ所あけます。

アンカーボルトを打ち込みます。(10×90)

単管ベースを固定します。
カインズホーム(298円)

1mの単管パイプを立てて、モルタルを流します。

ハンマーで叩いて空気を抜きます。

垂直を出して固定したら1本目の支柱は完成です。始めは単管パイプとベースを溶接しようと思いましたがモルタルだけでも大丈夫そうです。
2本目支柱

2本目の支柱は1.5mの単管パイプにブロック付けて、そのまま地面に埋めます。

フェンスを付けて支柱の位置を決めます。

地面を50cm穴を掘ります。

転圧します。

砕石を敷き、再び転圧します。

モルタルを流します。

位置と垂直を出して支柱を立てます。

位置が決まったらブロックの周りを土で固めます。

これは波板の端材で、筒状にしてガムテープを張りました。

波板の筒を立てて中にモルタルを、外には土を交互に入れて行きます。

ある程度の高さになったら波板を抜きます。次にペットボトルの容器を置いて中にモルタル、外に土を入れます。

最後に垂直を確認して乾かします。
3本目支柱

3本目の支柱は基礎に沿って単管パイプを杭打ちして、モルタルで基礎に固定します。

基礎のはみ出たコンクリートが干渉するのでハンマードリルで掘削しました。

単管パイプを杭打ちして、基礎には差筋アンカーを打ち込みました。

モルタルを流します。

ペットボトルの容器を埋めて先程の要領で施工します。

「差筋アンカー」鉄筋の先にアンカーが付いてます。コメリで78円です!

画像が有りませんがアンカーボルトと同じ要領で取り付けます。

組み立て

支柱が固まったのでフェンスを付け、真ん中の支柱の高さも調整しました。

切り口はバリを取って錆止めを塗りました。

1本目の支柱を外してベース部分を塗装します。脱脂をしてプライマーを塗布します。

錆止めを塗った後で、グレーの塗料で塗装しました。

再び組み立てます。

手前のフェンスは開閉出来るようにしました。

「杭打座金」これをキャップに使います。

内側に軽く爪を曲げて、あて木をしてハンマーで打ち込ます。

ペットボトルの容器をはがします。

こんな感じです。

これで1か所目は完成です。次に家の裏のフェンスを取り付けます。
裏側のフェンス

続いて裏側のフェンスです。90×90cmフェンスを開閉出来るように施工します。
支柱立て
4本目支柱

4本目の支柱はブロック塀に直接モルタルを流して固定します。

ブロック塀の基礎まで穴を掘ります。深さは30cmでした。

単管パイプを1.3mで切断しました。

モルタルを流します。私はアンカーを打っていませんが、ブロック塀にアンカーを打った方が確実です。

パイプをゆすって空気を抜きます。垂直を出して固定します。

5本目支柱

5本目の支柱は、ブロックの基礎を作り支柱を立てました。

この場所は10cm掘ると家の基礎があります。

基礎に、差筋アンカーを2本打ち込みます。

ブロックの端を落とします。

モルタルを流します。

水平を出してモルタルを乾かします。

単管パイプを切断します。

モルタルを流して単管パイプと建材用の鉄板(ストッパー)を固定します。

フェンスを取り付けて完成になります。

材料
- 120×90cmフェンス 2枚
- 90×90cmフェンス 1枚
- フェンス丁番 4個
- フェンス連結金具 4個
- フェンスドアラッチ 2個
- アンカーボルト 4個
- 単管パイプ 1.5m×4 1m×1
- 単管ベース 1個
- 差筋アンカー 3本
- 打ち込み座金 5個
- セメント1袋 砂2袋
ご覧いただき、有難うございました。